コンテナ洗浄機の種類には、基本形としてバッチ式とベルトコンベア式の2つのタイプがあるため、それぞれの方式の特徴を紹介。また、バッチ式、ベルトコンベア式のコンテナ洗浄機にはどのような製品があるのかについても紹介しています。
バッチ式のコンテナ洗浄機は、洗浄、リンス、脱水を1台に集約した装置で、コンパクト型なので広いスペースがなくても設置できることが特徴です。
また、2個同時洗浄が可能であり、1時間あたり100ケース以下の処理能力を求めるユーザー向き。食品工場や飲料工場などで使用されることが多く、少ない洗浄剤で効率的な洗浄プロセスを提供することができます。
バッチ式のコンテナ洗浄機は、ノズルの自動的な昇降および回転ノズルにより、コンテナ内側全体を効率的に洗浄することができるため、容器全体を瞬時に丸洗いすることが可能です。
また、スタッフの業務負荷を軽減できるとともに、作業時間や工数の削減も可能。さらに、複雑な形状の容器から薄いトレイまで、きれいに洗いあげることができます。
ベルトコンベア式のコンテナ洗浄機は、コンベアにコンテナを連続して流すことができるため、大量処理に対応できます。ただし、機械本体+コンベア部分が必要となるため、設置にはある程度広いスペースが必要です。
また、入口、出口をラウンドトラックで連結しループ状にコンベアが周回するタイプも。主に、大量の製品容器などの連続洗浄に向いています。
ベルトコンベア式のコンテナ洗浄機には、洗浄後に高速・高温の風を当ててコンテナを一気に乾燥させる乾燥機・脱水機の機能を付加することもできます。入口から出口まで連続的に洗浄から乾燥までを行うことができるため、プレス工程でのインライン洗浄などにも活用することが可能。
また、大量処理を実現しながら、ランニングコストを抑えられるタイプもあります。
処理能力の差やスペースによって、選ぶ形式が異なってくるコンテナ洗浄機ですが、各メーカーではおおむね、どちらのコンテナ洗浄機に対応してくれるようです。
ここでは、工場の課題解決にまでアプローチしてくれる特徴的なメーカーを3社紹介していますので、あわせてご確認ください。
コンテナ洗浄機はどのメーカーでも、置く場所を確認のうえ適したサイズのものを提案してくれます。しかし、選ぶポイントはサイズだけではありません。工場が目指す課題解決にも寄与できる特徴あるコンテナ洗浄機と、それを提供するメーカーを紹介します。
引用元:ショウワ(http://www.e-showa.net/product/container-washer/)
引用元:イプロス(https://ls.ipros.jp/product/detail/384359003)
引用元:SJM(https://www.sjm-container-washingmachine.com/about/)